
かつて大炎上した、あの“問題発言”が再び注目を集めているって知ってましたか?
2008年、当時の音楽界を席巻していた歌姫・倖田來未さんが放った一言——
「35歳になると羊水が腐る」
この言葉が波紋を呼び、謝罪会見を開く事態にまで発展しました。
あれから約15年…。
ネット上では「時代が早すぎた」「言いたかったことは今ならわかる」など、意外な“再評価の声”もちらほら見られるようになっているんです。
炎上のきっかけは深夜ラジオ
2008年1月、倖田來未さんはラジオ番組『オールナイトニッポン』で以下のように発言。
「35歳になるとお母さんの羊水が腐ってくるんですよ」
(スタッフの妊娠に関する話の流れで)
この発言は瞬く間にネット上で拡散され、「女性蔑視だ」「無知すぎる」と大炎上。
彼女はすぐに謝罪し、当時出演していた番組やCMからの降板、活動自粛という厳しい結果を招くことに。
令和の今、再評価されている?
一方で、2020年代に入ると高齢出産や妊活への理解が広がり、ある種の「現実としての年齢リスク」が語られるようになってきました。
SNSではこんな声も。
「確かに言い方は最悪だったけど、出産リスクの話としては今ならアリかも」
「当時は炎上したけど、35歳を過ぎて妊活に苦労してる自分からしたら、あながち間違ってない」
「“羊水が腐る”は過激だけど、“若いうちに産んだ方がリスクが少ない”は事実」
もちろん“腐る”という表現は医学的にもNGワードですが、女性の体に対するリアルな課題として、今になって共感を呼ぶ側面も出てきているようです。

腐るって表現がまずかったけど
高齢出産にリスクがあるのは事実なんだよね……
倖田來未の対応はどうだった?
当時の倖田さんは、涙ながらに謝罪会見を行い、自らの言葉に責任を取って活動を一時休止。
その姿に「きちんと向き合ってる」「誠実だ」と感じたファンも多く、活動再開後は少しずつ信頼を取り戻していきました。
現在も第一線で活躍を続ける彼女。
その“炎上と再起”の経験は、ある意味で芸能界における「危機管理の教科書」とも言えるかもしれません。
ネットの反応
最後に:言葉の力は時代を超える?
「35歳で羊水が腐る」
この一言は、あまりにセンセーショナルで、多くの人の記憶に刻まれました。
今でこそ「言葉選びの重要性」が注目される時代。
でも一方で、「現実をちゃんと伝えることの大切さ」も問われています。
あの一言が再び注目されるのは、もしかすると“言葉狩り”だけでは解決できない問題が私たちの中に残っているからかもしれません。