「ストーカー相談してないなんて、ありえない」──岡崎彩咲陽さん殺害事件で神奈川県警が虚偽説明?怒りを爆発させた遺族が警察に直接抗議。衝撃の記者会見と事件の真相とは。
事件の概要

神奈川県警の無能伝説に新たな1ページが……



もはや神奈川県警の存在意義が無いよね……
神奈川県警の一連の対応に対する発表
今回の記者会見では、2024年6月から2025年4月末までにかけて、岡崎彩咲陽さんと警察、そして白井秀征容疑者(27)との間で交わされた一連のやり取りを、時系列に沿って整理する形で説明が行われました。神奈川県警は、「ストーカー被害の相談を受けたという認識は持っていない」と述べた一方で、複数回にわたるトラブルや被害届が提出されていた事実については認めました。
特に、岡崎さんが「自宅周辺に容疑者が現れ怖い」と警察に繰り返し電話をしていたにもかかわらず、実際に警察署に訪れることや事情聴取に応じることがなかったため、警察としては警告やストーカー規制法の適用に踏み切るには至らなかったと説明しています。
さらに警察側は、岡崎さんと白井容疑者の関係について「何度も別れと復縁を繰り返していた」との見方を示し、双方の話を丁寧に聞きながら慎重に対応していたと主張しました。
警察側が説明した時系列
2024年6月13日
岡崎さんから「彼氏とけんかになった」との通報を受け、警察官が現場に臨場。岡崎さんは「帰りが遅くなったことで彼氏とトラブルになった。彼とは別れようと思う」と話したため、祖母宅に避難させた。
2024年7月5日
川崎臨港署員が岡崎さんの状況を確認。岡崎さんは「再度トラブルとなり別れることを決意。3日前に彼氏が荷物を持ってきてくれて以降はトラブルがない」と説明。親族を交えて話し合い、結果的に別れることで事態は沈静化したとして、取り扱いを終えた。
2024年9月20日
岡崎さんの父親から「娘が元の彼氏から暴行を受けた」と通報。岡崎さん本人は「昨日、殴られたり蹴られたり、ナイフのようなもので脅された」と説明したため、警察は「暴力行為」として被害届を受理し、双方を聴取。
2024年10月29日
岡崎さんが「大げさに話した」「刃物を向けられた事実はなかった」として被害届を取り下げる。警察は岡崎さんや白井秀征容疑者(27)、さらに両家族とも話し合いを続けていた。
2024年10月30日
岡崎さんの姉から「誰かに家に入られたようだ。おそらく妹の彼氏」との通報があり、岡崎さんを聴取すると「無理やり連れ出された」と話した。しかし後日、事実と異なる説明があったため、警察は継続して状況を確認。
2024年11月5日
岡崎さんから「元彼から暴力を受けた」との通報。
2024年11月10日
父親から「娘がいなくなった。白井容疑者と一緒にいるのでは」と連絡があったが、行方不明届は出す意向がないとされた。その後、岡崎さんと白井容疑者が共にいることが判明し、事実上は復縁状態だった。
2024年11月22日
父親から復縁している現状を確認したとの連絡を受け、防犯指導を行った上で、9月20日以来の取り扱いを終える。
2024年12月9日
岡崎さんから「白井容疑者が家の周りをうろついている」と電話。警察は来署を促して詳細を聞きたいとしたが、岡崎さんは「また連絡する」「話をしなくてもいい」として応じなかった。
2024年12月10日
岡崎さんから「白井容疑者に自転車を盗まれた。逮捕してほしい」と電話。警察は事件化に必要な手続きや被害届の提出を求めたが、岡崎さんは「もういいです」と電話を切った。
2024年12月11日
岡崎さんから再度の電話。自転車盗難に関するものとみられるが、短時間の通話で詳しい話は聴けず。
2024年12月12日
岡崎さんが「白井容疑者が自宅付近をうろついているので怖い」と連絡。警察はパトカーを出し、職務質問を試みたが不審者を発見できなかった。
2024年12月16日・19日
岡崎さんが自転車盗難の被害届を出し、その手続きなどのため複数回にわたって警察と連絡を取り合う。
2024年12月20日
岡崎さんが警察に電話するが、担当者不在のため折り返しを依頼。
この日、祖母宛てに「少し出かけてくる」とSNSで残したまま岡崎さんは行方不明に。
2024年12月22日
祖母から「自宅のガラスが割られている」と通報。警察が駆けつけると岡崎さんが帰宅しておらず、祖母は「白井容疑者の家にいるかもしれない」と心配を訴えた。警察はすぐに白井容疑者宅を任意で確認するが、行方はわからなかった。
2024年12月23日
岡崎さんの父親が行方不明者届を出し、警察は祖母宅や白井容疑者の自宅などを捜索する。
2025年1月16日
白井容疑者の自宅と敷地内の空き家を再度確認。任意での捜査のため、詳細な捜索には至らなかった。
2025年4月8日
白井容疑者の所在がわからなくなり、家族が「外国に行ったようだ」と話す。
2025年4月28日~30日
白井容疑者がストーカー規制法違反の疑いで捜査対象となり、捜索差し押さえ許可状を請求した上で自宅を捜索。
警察はこれまでの経緯を整理し、複数回にわたる相談や被害届の提出とその後の取り下げ、さらに岡崎さんと白井容疑者が断続的に交際を続けていた事実について説明しました。その上で、「ストーカー被害の相談を受けたという認識は持っていない」との立場を維持し続けています。また、岡崎さんが警察署への来署に消極的だったことを理由に、警告の発出や法的措置などには至らなかったとしています。
警察への家族側の強い反発
遺族側は当初から一貫して「娘は明らかにストーカー被害に遭っていた」と主張しており、警察の説明に対しては「真相が明らかにされていない」との不信感を露わにしています。
恋愛関係が背景にあるケースの難しさが浮き彫りに
警察の会見を受けて、SNS上ではさまざまな意見が飛び交っています。「遺族の説明と警察の主張に食い違いがある」「警察もある程度は対応していたのでは」といった声もある一方で、「被害者が自ら再び接触してしまったことで、警察の対応が難しくなったのではないか」「個人の意志で復縁を選べば、警察も関与しにくくなる」といった、被害者と加害者の関係性の複雑さを指摘する意見も見られます。
その一方で、「窓ガラスが割られるなどの事件性があったにもかかわらず、なぜ踏み込んだ捜査がなされなかったのか」「被害者が危険を感じていたのに、なぜ十分な対応がされなかったのか」といった疑問も根強く、岡崎さんが命を落とす結果となったことを重く受け止める声が相次いでいます。これをきっかけに、警察対応の是非や捜査体制そのものを見直すべきではないかという意見も多く見受けられます。
警察発表と遺族の主張をもとに見えてくる「7つの疑問」
2025年5月4日現在、事件の全容は明らかになっていません。ただし、警察が公表した時系列の説明と遺族側の情報発信を照らし合わせることで、いくつかの食い違いや不可解な点が浮かび上がってきます。ここでは、現時点で整理できる「7つの疑問点」を紹介します。
なお、これらはあくまで現時点で公開されている情報に基づくものであり、今後の捜査や追加発表によって事実関係が変わる可能性がある点には注意が必要です。
「ストーカー相談」は本当に伝わっていなかったのか?
- 警察側の説明:岡崎さんから「元交際相手が自宅の周辺をうろついている」といった電話による相談はあったものの、正式に“ストーカー被害”としての認識は持たなかったという。また、岡崎さんが来署を拒み、「警告などは不要」と伝えたことから、告訴や被害届には至らなかったとしています。
- 遺族の立場:何度も「娘がストーカー行為に悩まされている」と警察に訴えたにもかかわらず、真剣に対応してもらえなかったと主張しています。
- 考察ポイント:警察が“恋愛トラブル”と解釈した一方で、家族は明確に“ストーカー被害”と認識していた。この受け取り方の差異が、対応のズレを生んだ可能性があるといえます。では、警察は何をもって「ストーカー」と判断するのか、その基準が不透明です。
窓ガラス破損を「重大な事件」として捉えなかった理由は?
- 警察の見解:2024年12月22日に現場を確認した際、ガラスの割れ方から内側からの破損の可能性もあるとして、「事件性がない」とは断定せず、白井容疑者の自宅も確認したといいます。
- 家族の見方:「窓ガラスが割られるという異常な事態に至っていたのに、捜査が本格化しなかったのは不自然だ」と疑問視しています。
- 残る疑問:このような物理的被害が確認されていたにもかかわらず、なぜ早急な被害届の受理や現場検証、白井容疑者への聞き取りが徹底されなかったのか。その判断過程は不明瞭です。
行方不明届の提出時期にまつわる謎
- 警察の経過説明:2024年11月10日に父親から「娘がいなくなった」との連絡を受けたものの、その時点で行方不明届は提出されなかった。実際に届が出されたのは、12月23日になってからです。
- 家族の訴え:当初から行方不明を警察に伝えていたにもかかわらず、真剣に対応してくれなかったと不満を表明しています。
- 問題点:なぜ最初の相談時に行方不明届が提出されなかったのか。警察はどの程度、提出を促したのか。そのやりとりの中身がはっきりしていない点が課題です。
被害届の提出と取り下げにあった葛藤
- 警察側の記録:2024年9月20日に岡崎さんから暴力被害で届け出があり、受理。しかし10月29日には「事実を誇張していた」として、被害届は本人により取り下げられたとされています。
- 家族の視点:「ストーカー行為が続いていたのに、警察は軽視していた」と訴えています。
- 気になる点:岡崎さんがなぜ被害届を取り下げたのか。その背景に加害者からの圧力があったのか、あるいは警察からの働きかけがあったのか。真相は不明です。
警察が言及した「関係の継続と復縁」の認識
- 警察の立場:両者が別れたり復縁したりを繰り返していたため、「一方的な加害行為」ではなく、「関係性のもつれによる問題」と見ていたとしています。
- 家族の主張:本人は明らかに恐怖心を抱いていたといい、「たとえ恋愛関係があっても、警察はもっと介入できたはず」と強く非難しています。
- 核心の問い:被害者が復縁したかどうかの意思表示を、警察はどのように受け取っていたのか。精神的に揺れていた可能性まで踏まえていたのかどうかが問われます。
家族が「嘘だ」「隠蔽だ」と強く批判する理由
- 遺族の発信:警察会見の内容について「事実を歪めている」「隠蔽している」とSNSなどで強く非難し、情報の拡散を呼びかけています。
- 警察の説明:詳細な時系列を示し、「家族の主張するような放置はなかった」と反論しています。
- 不明点:家族が指摘する“嘘”とは具体的にどの部分を指しているのか。警察側に説明不足があるのか、それとも認識の食い違いなのか、明らかにされる必要があります。
なぜストーカー規制法の適用が遅れたのか?
- 警察の動き:実際にストーカー規制法違反容疑で捜査令状を請求したのは2025年4月28日と、かなり後になってからでした。
- 遺族の見解(推定):もっと早くストーカー案件として動いていれば、事件を未然に防げたのではと感じている様子がうかがえます。
- 未解決の疑問:法的措置がなぜ後手に回ったのか。たとえ要件が厳しいとしても、明らかな異常行動が見えていた段階で、早期の対応は本当に不可能だったのか。その判断経緯を含めた説明が求められます。
「真実はどこにあるのか」今後の検証に問われるもの
警察が公表した時系列には、現時点で明白な虚偽があるとは言い切れない。ただし、遺族が語る出来事と、警察の説明とのあいだには、埋めがたい認識のギャップが存在するのは否定できない。特に、「なぜストーカー案件として正式に扱わなかったのか」「窓ガラスの破損といった明確な異常があってもなぜ迅速な対応がとられなかったのか」「被害届や行方不明届の出された時期や取り下げの経緯」など、説明が不十分な点は多く残されている。
これらの食い違いを明らかにしていくためには、当時のやりとりや対応の記録、現場での判断の根拠など、具体的な証拠を突き合わせて検証する必要がある。今後、捜査や裁判の過程を通じて、「誰が」「いつ」「どういった判断を下したのか」、あるいは「判断の妥当性がどうだったのか」といった点が段階的に明らかになっていくことが期待される。
現段階では、遺族と警察の間で主張が平行線をたどっているが、その中でもっとも問われているのは、「どの時点でどう対応していれば、被害を防ぐことができたのか」という点だ。真相究明と責任の所在を明らかにするためにも、今後の捜査・審理に対しては徹底的な情報開示と検証が求められるだろう。
Xまとめ


【ネットの反応】またもや神奈川県警に批判殺到「無能の極み」「住みたくない県ナンバーワン」
神奈川県警への厳しい声が多数
- 「なんだいつもの神奈川県警じゃないか」
- 「神奈川県警は無能の極み」
- 「暴行や脅迫で何度も逮捕できただろ、なぜ放置した?」
相談をなかったことに?警察の対応に疑問の声
- 「事が起こる前に動けないことはあるが、相談すらなかったことにするとか、何のためにいるの?」
- 「警察なんて、自分たちが叩かれないと真面目に動かない」
被害者側の行動を巡っても議論
- 「署に押しかけるのも迷惑では?」という声に対しては、
- 「お上品にお願いしてた結果がこれ」
- 「人殺しを看過しておいて、それ以上の迷惑ってあるか?」
神奈川県警の“体質”への不信感も
- 「幹部が代わっても無能のままなのはなぜ?」
- 「神奈川では、警察も犯罪者も市民の敵」
過去の事件と重ねる声も…
- 「桶川ストーカー事件そのまんま」
- 「録音・録画して警察に行くしかない時代」
極端な意見も飛び出す
- 「フジテレビと神奈川県警は一度解体した方がいい」
- 「神奈川県に住まないのが最大の防犯」
まとめ
事件の詳細は今後明らかになっていくと思われますが、少なくとも今回の騒動を受けて、警察への不信感がSNSや掲示板で広がっているのは確かです。信頼回復のためにも、警察側には誠実かつ透明な対応が求められます。