「徹子の部屋」の司会として知られ、90歳を超えてもなお現役で活躍を続ける黒柳徹子さん。
その品格とユーモア、知性を兼ね備えた姿勢に、世代を超えた多くのファンがいます。
そんな黒柳さんの「年収」は、一体どのくらいなのでしょうか?
長寿番組からのギャラだけでなく、ベストセラー書籍の印税やナレーション料、講演会や広告出演など、実は想像以上に多岐にわたる収入源があると言われています。
黒柳徹子の主な収入源は?
① 『徹子の部屋』の司会ギャラ
1976年から放送が始まった「徹子の部屋」(テレビ朝日)は、2025年現在で49年目に突入。
- 収録本数:約250本/年
- 1本あたりのギャラ:40万円~50万円(推定)
→ 年間ギャラ:約 1億~1億2500万円
長寿番組というだけでなく、黒柳さんのギャラは「据え置きかつ破格の高水準」で続いていると言われています。
② 書籍の印税(『窓ぎわのトットちゃん』など)
黒柳さんの代表作『窓ぎわのトットちゃん』は、累計800万部以上のベストセラー。
- 一般的な印税率:約10%
- 書籍単価:約1000円
- 収益:過去の累計印税は約8~10億円とも言われる
→ 現在も続く国内外での重版や、アニメ映画公開などによる印税を含め、年間数千万円レベルでの収益が今もある可能性があります。
③ ナレーション・声優業
かつて「世界ふしぎ発見!」などでもナレーターとして活躍した黒柳さんは、その唯一無二の声質でも人気。
- ギャラの相場:ナレーション1本で30~100万円程度
- 現在は回数は減っているものの、過去作品の再放送やDVD使用料などで一定の収益が継続している可能性があります。
④ 広告・CM出演
- 近年では「オリヒロ」「富士フィルム」などのCMに出演。
- ギャラは1本1000万円~3000万円とされており、限定的ながら出演するたびに大きな収益になる。
⑤ 講演・チャリティ活動
黒柳さんはユニセフ親善大使としても長年活動。
講演会のギャラは、公には「全額寄付」とされることもありますが、企業向けイベントなどでは講演料が発生している場合も。
- 講演1回あたり:50万円~100万円が相場
- 実際には寄付やチャリティ目的が多いため、利益目的の活動は限定的と見られます。

黒柳徹子の推定年収は?
上記の要素を踏まえると、2025年現在の黒柳徹子さんの推定年収は以下の通りです:
収入源 | 推定年収(目安) |
---|---|
徹子の部屋 | 約1億~1.2億円 |
書籍印税 | 3000万円~5000万円 |
CM・広告 | 1000万~3000万円(出演時) |
その他(ナレーション・講演等) | 数百万円程度 |
→ 合計:約1.5億~2億円前後(保守的な見積もり)
■ 黒柳徹子は「お金を稼ぐため」に活動していない?
黒柳さんは、ユニセフや福祉活動にも精力的に関わっており、自身の収入を社会貢献に活かしてきた人物です。
特に、印税収入の一部を寄付に充てるなど、社会的使命を重視する姿勢が知られています。
そのため、「いくら稼いでいるか」よりも、どう使っているかが評価される数少ない芸能人でもあります。

■まとめ
- 黒柳徹子さんの年収は推定1.5億円~2億円前後。
- 収入の多くは『徹子の部屋』のギャラと書籍印税。
- 収入以上に、社会的貢献や文化活動にその影響力を活かしている。
90歳を超えても最前線に立ち続ける黒柳さん。
今後も日本の宝として、輝き続けることでしょう。