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自閉症はナマケモノ、ADHDはサルと分類したカウンセラーの新刊が炎上。「職場の困った人」を動物で例える内容に差別的との批判が殺到しています。
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目次
発達障害を“動物キャラ”に分類? カウンセラーの新刊が「差別的」と炎上中
話題の新刊『職場の「困った人」をうまく動かす心理術』とは?
2024年4月22日に三笠書房から発売予定の書籍が、SNSを中心に大きな批判を浴びています。本のタイトルは『職場の「困った人」をうまく動かす心理術』。職場の人間関係に悩む人に向け、「戦わずして勝つ心理テクニック」を紹介する内容です。
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自閉症=ナマケモノ? ADHD=サル?
過激すぎる“タイプ別キャラクター分類”
本書では、発達障害や精神疾患のある人々を“動物”に例えて分類。
たとえば…
- ASD(自閉スペクトラム症)→ ナマケモノ:「異臭がしても気にしない」「突然怒り出す」
- ADHD(注意欠如・多動症)→ サル:「机の上はゴミ箱」「他人の成果を奪う」
- トラウマ障害 → ヒツジ:「自己防衛が強く、責任転嫁しやすい」
- 愛着障害 → ウサギ:「かまってちゃん」「情緒不安定」
- 鬱病・不安障害・パニック障害など → シマウマ:「頑張りすぎて疲れた“おやすみさん”」
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ネット上では「障害者をバカにしている」と非難の声
SNS上では、

発達障害のある人を動物扱いするなんて信じられない



ヘイトを煽ってどうするの?



困った人=障害者という構図が差別的
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SNSの反応集
著者・神田裕子氏とは?
長年のカウンセリング経験がある“スーパーカウンセラー”
本書の著者・神田裕子氏は、カウンセリング歴35年以上、4万件以上の相談実績を持つとされる人物。発達障害当事者やその家族を支援する団体の運営、講演活動なども行ってきた実績があります。
詳しい経歴はこちらから→Wikipedia
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「ユーモア」では済まされない
表現の責任と影響をどう考えるべきか
比喩表現を使ってわかりやすく説明しようとした意図は理解できる部分もあります。しかし、それが「偏見を助長する」「誤解を広める」リスクをはらんでいれば、著者や出版社には表現の責任が問われるのは当然でしょう。
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まとめ:読者に問われる“見る目”とリテラシー
「困った人の対処法」として読まれる書籍でも、対象となる人々の尊厳を損なうような内容であってはなりません。情報をどう読み取るか、私たち一人ひとりのリテラシーが求められています。
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