助手ロイドブログのアイキャッチを作りたいけれど、AIで生成するとどうしても
『AI特有のテカリ』や『不自然なツルツル感』が出てしまう…
博士たんそんな悩みをお持ちではありませんか?
AI画像生成は進化しましたが、何も指定しないと、いかにも「デジタルで作りました」という冷たい印象になりがちです。そこで注目されているのが、日本人が無条件に懐かしさを感じる「名作アニメ(ジブリ)風」のスタイルです。
今回は、現役デザイナーの視点から、Googleの有料版「Nano Banana Pro」と、ChatGPTの有料版「DALL-E 3」を徹底比較。
「AIっぽさ」を極限まで消し、手描きの温かみを再現するための検証結果とプロンプト(呪文)を公開します。
なぜ「名作アニメ風」だとAIっぽさが消えるのか?
AI画像が「AIっぽい」と言われる最大の原因は、「描き込みすぎ」と「均一すぎるグラデーション」にあります。
一方で、スタジオジブリをはじめとする日本の名作アニメの背景美術は、以下の特徴があります。
- 筆跡(タッチ)が残る: ポスターカラーや水彩のような手描きの質感。
- 情報の省略: 写真のように全てを描かず、空気感を重視して省略する美学。
この「アナログ感」をAIに意図的に指示することで、デジタルの冷たさを中和し、見る人に「安心感」を与えることができるのです。これはブログのアイキャッチやSNSアイコンにおいて、クリック率や好感度を上げる重要な要素になります。
徹底比較!Gemini vs DALL-E 3
1. Google Gemini(Nano Banana Pro / 有料)
Googleが提供するAI。最新モデル「Nano Banana Pro」になり、画質が劇的に向上しました。
- 特徴: 水彩や油彩などの「画材の質感」を出すのが得意。
- デザイナー視点: 偶然性が高く、予想外にアーティスティックな絵が出ることがある。
2. DALL-E 3(ChatGPT Plus / 有料)
会話形式で画像生成ができるOpenAIのモデル。
- 特徴: 指示(プロンプト)への忠実度が異常に高い。
- デザイナー視点: 構図は完璧だが、少し色が鮮やかすぎて「塗りが濃い」傾向がある。
比較表
| 項目 | Gemini (Google) | DALL-E 3 (ChatGPT) |
| 料金 | 月額2,900円(Google AI Proプラン) | 月額20ドル(Plusプラン) |
| 手軽さ | ◯ 登録・課金が必要 | ◯ 登録・課金が必要 |
| 質感 | ◎ アナログ感が出やすい | △ ややデジタル色が強い |
| 修正 | △ 再生成が基本 | ◎ 会話で微調整が可能 |
【検証】AIっぽさを消す「魔法のプロンプト」3選
助手ロイド実際に両方のAIで生成し、より「手描き感」が出せる
プロンプト構成を研究しました。
「Studio Ghibli style(ジブリ風)」という単語は強力ですが、それだけでは足りません。以下のキーワードを組み合わせるのがコツです。
パターン1:王道の「草原と少女」
風の表現と、雲のタッチで「AIのテカリ」を消します。
プロンプト
Studio Ghibli style, a young girl standing in a grassy field, blue sky, huge cumulus clouds, gentle breeze, high quality, anime art, watercolor painting style, visible brushstrokes.
(スタジオジブリスタイル、草原に立つ少女、青い空、巨大な入道雲、優しい風、高品質、アニメアート、水彩画スタイル、目に見える筆跡)
以下クリックでコピペ
Studio Ghibli style, a young girl standing in a grassy field, blue sky, huge cumulus clouds, gentle breeze, high quality, anime art, watercolor painting style, visible brushstrokes.
(スタジオジブリスタイル、草原に立つ少女、青い空、巨大な入道雲、優しい風、高品質、アニメアート、水彩画スタイル、目に見える筆跡)- Geminiの結果:背景の雲が少し滲んだような水彩タッチになり、非常にエモーショナル。
- DALL-E 3の結果:キャラクターの線画がくっきりしており、アニメのワンシーンとしての完成度が高い。


博士たんGeminiとDALL-E 3のどちらでも水彩画っぽくなったが、
DALL-E 3はスタジオジブリスタイルとアニメアートの
2つのプロンプトをポリシーで受け付けなかったぞ。
助手ロイドGeminiは生成に1分も掛からなかったのに対して
DALL-E 3はひどい時だと5分近く待たされました!
博士たん純粋な性能で比較するならGeminiの圧勝だな!



パターン2:レトロな「ヨーロッパ風の街並み」
ここでは「書き込みすぎないこと」が重要です。
プロンプト
Studio Ghibli style, European retro town street, bakery, red roof, sunlight filtering through trees, detailed background, anime cel shading, flat color.
(スタジオジブリスタイル、ヨーロッパのレトロな街並み、パン屋、赤い屋根、木漏れ日、詳細な背景、アニメのセルシェーディング、フラットな色塗り)
以下クリックでコピペ
Studio Ghibli style, European retro town street, bakery, red roof, sunlight filtering through trees, detailed background, anime cel shading, flat color.
(スタジオジブリスタイル、ヨーロッパのレトロな街並み、パン屋、赤い屋根、木漏れ日、詳細な背景、アニメのセルシェーディング、フラットな色塗り)- ポイント:
flat color(フラットな色)と指定することで、AI特有の過剰なグラデーションを抑えています。


パターン3:シズル感のある「食事」
食べ物はAIが苦手とする分野ですが、「湯気」を描くことで温かみが増します。
プロンプト
Studio Ghibli style, delicious looking fried egg on toast, steam rising, cozy breakfast, hand-drawn texture, warm colors.
(スタジオジブリスタイル、美味しそうな目玉焼きトースト、立ち昇る湯気、居心地の良い朝食、手描きのテクスチャ、暖かい色合い)
以下クリックでコピペ
Studio Ghibli style, delicious looking fried egg on toast, steam rising, cozy breakfast, hand-drawn texture, warm colors.
(スタジオジブリスタイル、美味しそうな目玉焼きトースト、立ち昇る湯気、居心地の良い朝食、手描きのテクスチャ、暖かい色合い)




現役デザイナーが教える!クオリティを上げる3つのコツ
1. 画材を指定して「質感」を作る
AIに「これは写真ではない」と強く認識させます。
- Poster color painting(ポスターカラー画):背景美術のような重厚感が出ます。
- Hand-drawn texture(手描きのテクスチャ):紙のザラつきなどを再現します。
2. 光と影で「エモさ」を演出する
のっぺりした絵にならないよう、光の方向を指定します。
- Sunlight filtering through trees(木漏れ日):画面にリズムが生まれます。
- Golden hour(夕暮れ前の黄金色の光):ノスタルジーを一発で演出できます。
3. DALL-E 3とGeminiを使い分ける
- Gemini:「背景」や「風景画」におすすめ。偶然生まれた滲みなどが美しいです。
- DALL-E 3:「キャラクター」や「具体的なアイテム」におすすめ。指示通りに配置してくれます。
【重要】著作権と商用利用について
- 特定のキャラ名・作品名は避ける「Totoro(トトロ)」などの固有名詞を入れるのは著作権侵害のリスクが高まります。あくまで「画風(スタイル)」のエッセンスを取り入れる範囲に留め、オリジナルの風景や人物を作成しましょう。
- 「公式」と誤認させない作成した画像を「新作アニメのリーク画像です」等と偽るのはNGです。
- 商用利用は規約を確認基本的に有料版などは商用利用権がユーザーにありますが、規約は変更されることがあります。必ず最新の利用規約を確認してください。
まとめ:まずは無料のGeminiで「脱・AIっぽさ」を体感しよう
「絵心がないから…」と諦めていた表現も、言葉の選び方一つで劇的に変わります。
- AI特有のツルツル感は「画材指定(水彩など)」で消せる。
- まずは無料のGeminiで
Studio Ghibli styleを試してみる。 - こだわりたいならDALL-E 3で細かく指示を出す。
ぜひ、今回紹介したプロンプトをコピーして、あなたのコンテンツに「温かみ」と「物語」をプラスしてみてくださいね。
【記事執筆者】
Maoppy
元航空自衛官 / 現役Webディレクター兼デザイナー。 美大出身のバックグラウンドと、トレンドブログ運営で培ったSEO知識を掛け合わせ、生成AIの実践的な活用法を発信中。現在は生成AI専門サイト「maoppy.com」を運営。








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