【2025年冬】Gemini (NanoBanana Pro) vs Midjourney vs DALL-E 3!日本語プロンプトでの描画精度を徹底比較

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助手ロイド

自分の頭の中にあるイメージを、母国語である
『日本語』だけで完璧に出力してほしい

生成AIの進化は止まりませんが、私たち日本のクリエイターにとって、長らく最大の壁は「言語」でした。「DeepL」を開いて翻訳し、英語のプロンプト(呪文)を調整する作業に疲れてしまった方も多いのではないでしょうか。

そんな中、2025年11月、X(旧Twitter)を中心に「NanoBanana Pro(ナノバナナプロ)」というワードがトレンド入りしたのをご存知でしょうか? 実はこれ、Googleの最新モデル「Gemini 3 Pro Image」のコードネーム(愛称)。その最大の特徴は、日本語特有の文脈理解と、驚異的な「文字描写能力」にあります。

本記事では、現役Webディレクター兼デザイナーである筆者が、話題のNanoBanana Pro (Gemini)、画像生成の王者Midjourney、そして使いやすさNo.1のDALL-E 3を徹底比較。

翻訳ツールを一切使わず、「完全な日本語プロンプト」だけでどこまで戦えるのか、実際の生成画像とともに検証します。


目次

結論:日本語メインなら「Gemini (NanoBanana Pro)」一択の時代が来た

忙しい方のために、まずは結論からお伝えします。 2025年冬現在、「日本語のプロンプトで、思った通りの構図と文字を入れたい」なら、Gemini (NanoBanana Pro) が圧勝です。

博士たん

それぞれのツールの現状の立ち位置を、
プロの視点で整理しました。

比較項目Gemini (NanoBanana)Midjourney v6.xDALL-E 3
日本語理解力◎ (完璧)△ (誤解が多い)○ (概ね理解)
文字描写 (日本語)◎ (漢字も可)× (ほぼ不可)△ (誤字あり)
画質・芸術性○ (リアル寄り)◎ (圧倒的)○ (CG・イラスト調)
操作性◎ (チャット形式)△ (Discord/Web)◎ (チャット形式)
おすすめ用途ブログ、資料、バナーアート、メインビジュアルアイデア出し、ラフ
助手ロイド

なぜGeminiが「日本語環境において最強」なのか?
その理由を、実際の検証画像をお見せしながら解説していきます。


検証条件:3つのAIに「同じ日本語プロンプト」を投げてみた

今回は公平を期すため、英語への翻訳は一切行わず、以下の日本語プロンプトをそのままコピー&ペーストして生成を行いました。

▼ 検証に使用したプロンプト

「サイバーパンクな東京の夜景。ネオンの看板には『未来』と書かれている。雨上がりの路面に光が反射し、手前には赤い傘を差した女性が立っている。映画のようなシネマティックな構図。」

博士たん

このプロンプトには、AIが苦手とする
以下の要素を意図的に混ぜています。

  1. 「未来」という漢字の指定(文字レンダリング能力)
  2. 「雨上がりの」という状況描写(文脈理解能力)
  3. 「シネマティック」な雰囲気(画作り能力)

それでは、結果を見ていきましょう。


比較検証1:日本語のニュアンス理解力

1. Midjourneyの場合

相変わらず、画としてのクオリティ、光の表現は圧倒的です。しかし、日本語プロンプトのみだと「東京」の要素が弱かったり、「赤い傘」の指定が無視されたりすることがあります。 Midjourneyは、プロンプトをトークン(単語)として処理する傾向が強いため、日本語の「てにをは」や文脈が伝わりにくいのが現状です。やはりDeepLを通す一手間が必要と言えます。

2. DALL-E 3の場合

ChatGPT経由で指示するため、日本語の理解度は高いです。「赤い傘」「女性」などの要素はしっかり配置されています。 ただ、どうしても全体的に「CGっぽい」「いかにもAIイラスト」という質感が抜けきらない印象があります。また、「シネマティック」と指示しても、やや説明的な構図になりがちです。

3. Gemini (NanoBanana Pro) の場合

ここが衝撃でした。 日本語の長文指示でも、文脈を「理解」して描画しています。「雨上がりの路面」という叙述的な表現を汲み取り、濡れた地面のテクスチャを見事に再現しました。 何より、プロンプトを入力してから画像が出るまでの「推論速度」が非常に速く、ストレスを感じません。


比較検証2:画像内への「文字入れ」精度

助手ロイド

2025年の画像生成AIにおける最大のトレンドは
「テキストレンダリング(文字描写)」です。
ここでも大きな差が出ました。

まだ謎の文字化けが多いDALL-E 3

DALL-E 3も進化しましたが、「未来」という漢字を指定しても「未未」になったり、謎の記号が混ざったりすることが多々あります。アルファベットは得意ですが、漢字の壁はまだ厚いようです。

デザインツール不要?Geminiの「文字描写」は実用レベル

NanoBanana Proの真骨頂はここです。 生成された画像の看板を見てください。「未来」という漢字が、明朝体やゴシック体として正しくレンダリングされています。 これまではPhotoshopやCanvaに持って行って文字を入れる作業が必須でしたが、Geminiなら「文字入りの完成素材」が一発で出力されます。デザイナーとして、「アイキャッチ作成の時短革命」を感じる瞬間です。


比較検証3:修正指示(インペインティング)のしやすさ

一度生成した画像に対して、「あ、やっぱり傘は青にして」と修正したい場面はよくあります。

  • Midjourney: 「Vary Region」機能を使いますが、操作が直感的とは言えず、初心者にはハードルが高めです。
  • Gemini / DALL-E 3: チャットで会話するように修正できます。

特にGeminiは、「なぜ修正が必要なのか」を文脈から推論する能力に長けています。「もう少し寂しい雰囲気にして」といった抽象的な修正指示でも、色味やコントラストを調整して意図を汲み取ってくれました。


プロWebディレクターが教える「使い分け」の最適解

以上の検証結果を踏まえ、Webディレクター兼デザイナー視点で「どう使い分けるべきか」を提案します。

1. ブログ・SNS運用・資料作成なら「Gemini (NanoBanana Pro)」

ブログのアイキャッチや、プレゼン資料の挿絵にはGeminiが最強です。

  • 理由: 日本語で細かいニュアンスまで指定でき、文字入れも可能なため、「素材探し」から「加工」までの時間を大幅に短縮できるからです。FigmaやCanvaでの作業が半分以下になります。

2. アート作品・世界観重視のメインビジュアルなら「Midjourney」

Webサイトのトップページ(ヒーローイメージ)や、ポスターなど、一枚絵としての「美しさ」が最優先される場合は、依然としてMidjourneyに分があります。

  • 理由: 手間をかけて英語プロンプトを練り上げる価値があるだけの、圧倒的な表現力を持っているからです。

3. ブレインストーミング・アイデア出しなら「DALL-E 3」

  • 理由: ChatGPTとの会話の流れでシームレスに画像を出せるため、「とりあえず形にして確認したい」というスピード感ある壁打ちには最適です。

まとめ:2026年に向けて「日本語プロンプト」スキルを磨こう

これまでは「AIのために英語の呪文(Magic Words)を覚える」のが正解でした。 しかし、Gemini (NanoBanana Pro) の登場によって、「日本語でいかに具体的に、AIにイメージを伝えるか」という言語化能力こそが、クリエイターの必須スキルになりつつあります。

「英語ができないから」と画像生成を諦めていた方こそ、今すぐGeminiを開いてみてください。 あなたの言葉が、そのまま形になる体験にきっと驚くはずです。


【記事執筆者】

Maoppy

元航空自衛官 / 現役Webディレクター兼デザイナー。 美大出身のバックグラウンドと、トレンドブログ運営で培ったSEO知識を掛け合わせ、生成AIの実践的な活用法を発信中。現在は生成AI専門サイト「maoppy.com」を運営。

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